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土地活用に関する等価交換の仕組みと流れ

土地活用に関する等価交換の仕組みと流れ

前回の記事では等価交換を用いての土地活用について説明してきました。
今回は、詳しい等価交換の仕組みや流れについて説明していきます。
前回の記事をまだお読みでない方はこちらからご確認ください。

土地活用をする上での等価交換という選択肢
今回は土地活用する上で必要な資金を借金するのではなく、等価交換という選択肢で行なう方法について説明します。 土地活用をする上でのリスクを最小限にすることが可能です。ぜひ一読ください。 等価交換とは? 土地活用には、大きなものから小さな...

等価交換の仕組みについて

土地活用をご検討中の方の中には、

  • 子供が独り立ちしたから夫婦二人だけの生活に現在の住まいは大きすぎる。
  • 土地が広いので草むしりするにも大変。
  • でも今さら借金してマイホームを建てる気にもなれない。

という方は多いのではないでしょうか?
そのような場合、等価交換の仕組みをうまく活用することによって現在の夫婦二人の暮らしにあった快適で手間のかからない住まいを無借金で手に入れることが可能になります。
等価交換は、一般的には次のような流れで行われます。

等価交換の流れ

1. 土地を開発業者に譲渡する

土地を譲渡するために土地の名義を開発業者に移します。
開発業者は土地を担保に金融機関等から建設資金を調達します。すでに土地の所有者は開発業者となるため、オーナー様の借金ではなく、開発業者の借金であることがポイントです。
この場合、建設資金を調達するのが目的となるため、オーナー様には手付金程度しか入らないのが通常になります。

2. マンション等の建築物を建設する

開発業者は金融機関等から調達した資金でマンション等の建築物を建設します。
この場合、オーナー様のための新居用の部屋を最上階などに設けて、オーナー様の意向を反映したオーダーメイドの部屋を設計してもらうことも可能なことが多いようです。

3. 完成したマンションの一部を所有することになる

所有していた土地の価値に見合ったマンションの数部屋分に関してオーナー様が所有者となります。
所有権を得た区分のマンションの部屋については自分や家族が住んでも構いませんし、新築マンションとなりますので賃貸経営として貸し出したり、分譲マンションとしての不動産売却も可能となります。
つまり、等価交換によって所有地にマンションを建てれば、無借金で新築マイホームが手に入る上に、所有していた土地の価値に応じて得た不動産を賃貸マンション経営することで固定資産税などの保有コストと老後資金を確保できるなど、様々なメリットが生まれるというわけです。
借金をせずに収益を上げる事ができる仕組みとなるため、多くの利益ではなくリスクなしで収益を上げたいと考える土地オーナー様には最適な方法といえるのではないでしょうか?

一坪活用ナビでは、狭小地や空きスペース土地活用の一括見積りだけではなく、その他土地活用に関わる法律や税金に関してもご相談を承っております。
土地活用全般に関わるご相談を、随時お待ちしております。

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