駐車場機器とは？集中精算機・ロック版・ゲート機・出庫警告センサー

駐車場機器とはどんなものでしょうか？

コインパーキングを運営する時に、必要になるのが「駐車場機器」です。

ただし種類が多く、コインパーキングの運営経験がない人からしたら、よくわからないというのが正直なところでしょう。

では、駐車場機器とは一体どんなものでしょうか。

今回は駐車場機器とは・集中精算機・ロック版・ゲート機・出庫警告センサーについてわかりやすくご紹介します。

〇駐車場機器とは何か？

駐車場機器とは一体どんなものでしょうか？

駐車場機器とは、コインパーキングなどを管理するための設備のことです。

いくつかの駐車場機器を組み合わせることで、コインパーキングを円滑に運営しています。

次の章から、コインパーキングで使われている駐車場機器についてそれぞれご紹介します。

集中精算機とは一体どんなものでしょうか？

集中精算機とは、駐車料金の精算を行うための機械のことです。

特徴は、各駐車スペースでの駐車料金を1ヵ所で精算してくれることです。

集中精算機は「ロック式・ゲート式・.前払い式」などの全てのコインパーキングシステムに導入されています。

名称	機能
❶メイン表示パネル	利用料金などを表示
❷操作パネル	各駐車スペースの駐車番号を入力するキーが配置されている
❸カード挿入口	サービス券・クレジットカードを挿入するためのもの
❹硬貨投入口	硬貨を投入するためのもの
❺紙幣挿入口	紙幣を挿入するためのもの
❻返却レバー	硬貨・紙幣を返却するためのレバー
❼スピーカー	音声アナウンスを発するためのスピーカー
❽取り出し口	釣銭の返却、レシートを発行をするためのもの
❾出庫キー	集中精算機のドアを開閉するためのもの

ゲート式精算機とは一体どんなものでしょうか？

ゲート式精算機とは、ゲートバーの開閉で駐車料金を支払うコインパーキングで使われている精算機のことです。

主に大規模なコインパーキングで利用されています。

❶利用者が発券機に近づくと、駐車券が発行されゲートが開き、車はコインパーキング内に入れる。

❷空いている駐車スペースに車を駐車する。

❸出庫する時はゲート式精算機に近づき、駐車券を挿入する。

❹ゲート式精算機が利用料金を表示後支払う。

❺入金確認後、ゲートが開き出庫ができる。

発券機とは一体どんなものでしょうか？

発券機とは、コインパーキングの入庫口に設置されている駐車券を発行する機械のことです。

主にゲート式コインパーキングにあります。

駐車券には入庫時刻が記録されています。

ゲート機とは一体どんなものでしょうか？

ゲート機とは、コインパーキングの出入り口に設置された、車の入出庫を一旦停止させる機器のことです。

入庫する時は駐車券を受け取り、出庫する時は駐車券を挿入後、利用料金を支払うことでゲートバーが開き入出庫ができます。

バーキャッチャーとは一体どんなものでしょうか？

バーキャッチャーとは、ゲート機と対（つい）になり、ゲートバーを固定する機器のことです。

入出庫が承認されない限り、ゲートバーの先端にロックがかかった状態になるので、不正な入出庫ができません。

ロック板とは一体どんなものでしょうか？

ロック板とは、駐車スペースに駐車した車が移動できないように固定する機器のことです。

通常、駐車数分後にロック板があがり、車の移動が不可能になります。

名称	仕組みの説明
❶フラップ式	フラップ式とは、車が駐車位置に停まると数分後フラップ板が約90°垂直に立ち上がり、車を固定する方式のことです。
❷昇降式	昇降式とは、車が駐車位置に停まると、数分後金属板が真上に上昇し、車を固定する方式のことです。
❸前置き式	前置き式とは、車が駐車位置に停まると、数分後車の前方にある金属枠が約90°垂直に立ち上がり、車を固定する方式のことです。
❹ロックレス式	ロックレス式とは、ロック板での固定がなく、カメラやセンサーで駐車を管理するシステムのことです。