自動販売機の設置に向いている場所を詳しく解説! 人気の設置場所から自動販売機のアプリ情報まで
「自動販売機の設置に適しているのはどんな場所?」
「自動販売機の場所を検索できるツールはあるの?」
自動販売機の設置を検討している人の中には、どんな場所に設置するのが最適か知りたい人も多いでしょう。
この記事では、
・人気がある自動販売機の設置場所はここ!
・自動販売機に不向きな設置場所はここ!
・自動販売機の設置場所のポイント3つ
・自動販売機の場所を調べるアプリ
・「自動販売機の設置場所探し」という仕事とは
といったテーマで詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んで、自動販売機の設置場所に関する理解にお役立てください。
人気がある自動販売機の設置場所はここ!
自動販売機を設置する場所に最適な場所の条件はいくつかあります。利用客が想定できる人気の場所は、多くの売り上げが見込めるからです。この項目では、自動販売機の設置に適している人気の場所について解説していきます。
まず、人気のある場所として挙げられるのが学校の近くです。学生が購入するのを考えると、自分のお小遣いを自由に使うことが許されるようになる中学生以上が理想的です。部活の帰りなど、集団での帰り道に複数本購入してもらえる可能性も期待できるでしょう。
コンビニエンスストアやスーパーマーケットが近くにないような住宅街も、設置場所として人気です。買い物のついでに飲み物が買えるような環境ですと、自動販売機で購入する機会は少なくなるでしょう。車やバスなどを利用しなければ買い物ができないような住宅街なら、近くで飲み物が買える自動販売機は重宝されます。
既に複数の自動販売機が設置されているなら、その場所は利用者が多い場所といえます。特に、飲料メーカーの自動販売機が設置されているなら狙い目です。設置にあたってリサーチをしっかり行う飲料メーカーの自動販売機が設置されているということは、条件が良い証拠だからです。
利用客が分散してしまう懸念もありますが、購入してもらえる確率が多いともいえるので、所有している土地の近くにどれくらい自動販売機があるのか調べてみましょう。
会社が近くにある場所も、多くの利用が見込める人気のある設置場所です。仕事場で飲み物を飲む機会は多く、1度購入した人がリピーターになることも考えられます。毎日、1本日課で購入してくれる人もいるかもしれません。
同様に、工場がある場所の近くもおすすめの場所です。体力を使う工場勤めの人は、1日でかなりの量の水分を欲します。水筒を持参する人もいますが、自動販売機を利用する人も多いので、1人あたりの購入本数が多い工場が近くにある場所も設置に適した場所といえるでしょう。
以上のように、利用者の行動を考慮して日常で利用が見込める場所であるかを検討し、自動販売機の設置場所を決めましょう。
自動販売機に不向きな設置場所はここ!
自動販売機の設置に適さない場所の条件もあります。利用客が日常的に購入するのに向かない場所だからです。
例えば、交通量が多い道路沿いは不向きです。交通量が多ければ、目に留まる確率が高くてよく売れるという考え方もあります。しかしながら、飲み物を購入するために車を停車する必要があるため、交通量が多いと周囲への迷惑を考えて諦めてしまう人も多いのです。
交通量が多いと事故などの危険も想定できます。ですから、歩行者が立ち止まって購入することも少ないでしょう。
所有している土地の道路側にガードレールがついていたら、やはり自動販売機の設置には向いていません。道路沿いの土地で車を運転している人が購入するのを考えると、ガードレールがある場所では多くの人が購入したいと思わないでしょう。
歩行者が多い場所であれば、ガードレールがある分安心して購入できると考えられるので、どれくらいの歩行者が利用するかを定点観測してみる必要があります。
行き止まりになっている土地も、自動販売機の設置は避けた方が無難です。基本的に、自動販売機で購入するのは偶然前を通って購入することが多く、目指して買いに来ることは少ないからです。ただし、自宅や会社の近くにあるのを知っていて常連でよく購入する場合は除きます。
突き当りの場所は通りがかることがあまりないので、知る人ぞ知る自動販売機になってしまうでしょう。道路に面していない土地も自動販売機の設置はやめておきましょう。人目につく確率が低いからです。
なるべく目立つ場所に設置することが、自動販売機の売り上げをアップする方法といえます。ですから、奥の土地は多くの人の目につくことが少なく売り上げが見込めない自動販売機の設置場所になってしまうでしょう。
こういった条件に1つでも当てはまっている土地を所有しているなら、別の土地活用を検討することをおすすめします。
自動販売機の場所を調べるアプリ
昨今では、自動販売機の場所を検索できるアプリが開発されています。これから自動販売機ビジネスをはじめるなら、どのようなアプリがあるのか把握しておくことが大切です。
例えば、「格安ジュース自動販売機 情報共有MAPさん」があります。このアプリは、登録者が見つけた格安の自動販売機を登録して、ユーザー同士で共有するアプリです。
GPSでルートを表示することも可能なので、今いる場所から近い場所にある格安の自動販売機を調べることができます。
飲料メーカーが開発しているアプリもあります。
コカ・コーラが開発した「Coke ON」は、ドリンクを購入するとスタンプがもらえ、貯めると1本無料で購入できるシンプルでお得なアプリです。キャッシュレス決済にも対応していたり、1日の歩数が目標をクリアしたらスタンプがもらえるCoke ONウォークを実施していたりといった便利な機能もあります。
ダイドードリンコは「DyDo Smile STAND」を運営しています。PayPayやLINE、楽天、Amazon、nanacoといった様々な支払い方法に対応しているのが特徴です。たまったポイントはAmazonギフト券と交換できるなど、嬉しいサービスもあります。
サントリーは、健康応援をテーマにした「グリーンプラス サントリー」を運営しています。このアプリでは、Pontaカードやdpointでの支払いに対応しています。
今後も、さまざまな自動販売機対応のアプリが開発されることが予想されます。自動販売機の設置を検討する際には、最新情報を調べてみましょう。
初期投資・運営費用