駐車場経営での初期費用とは?特徴・整地作業・砕石舗装・価格!
駐車場経営での初期費用とはどんなものでしょうか?
初めて駐車場経営をする時、真っ先にお金がかかるのが「初期費用」です。
駐車場の整備は、いくらでもお金をかけることができます。
ただし、できるだけ安く済ませたいところです。
では、駐車場経営での初期費用とは一体どんなものでしょうか。
今回は 駐車場経営での初期費用とは・特徴・整地作業・砕石舗装・価格 についてわかりやすくご紹介します。
〇駐車場経営での初期費用とは?
駐車場経営での初期費用とは一体どんなものなのでしょうか?
こちらでは詳しくご紹介します。
〇駐車場経営での初期費用についてのまとめ
項目 | 説明 |
①駐車場経営での初期費用とは? | 駐車場経営での初期費用とは、駐車場経営を最低限行うための設備の投資費用のことです。 |
➁駐車場経営での初期費用の特徴とは? | 駐車場経営での初期費用の特徴は、次の8つがあります。
❶月極駐車場での初期費用とは、場内の整備費用のこと ❷土地購入費用は、初期費用に含まれない ❸自営での駐車場経営の初期費用は数百万円以上かかる ❹自営での駐車場経営では、土地の取得と駐輪場の整備は土地のオーナーが自らやらなければならない ❺管理委託方式での、駐車場経営での初期費用は数百万円以上かかる ❻管理委託方式とは、土地の取得と駐車場整備は土地のオーナー側の負担、駐車場の整備後管理会社が駐車場運営を行う方式のこと ❼一括借り上げ方式での、駐車場経営での初期費用は0円でできる ❽一括借り上げ方式とは、土地のオーナーが駐車場運営会社に土地を貸し、借りた土地に駐車場運営会社が駐車場整備をして運営を行い、毎月土地代を土地オーナーに支払う方式のこと |
〇駐車場経営にかかる初期費用・砕石舗装とは?
駐車場経営にかかる初期費用・砕石舗装とは一体どんなものでしょうか?
こちらでは詳しくご紹介します。
〇駐車場経営にかかる初期費用・砕石舗装についてのまとめ
項目 | 説明 |
①砕石舗装とは? | 砕石舗装とは、天然の岩石を人工的に小さく砕いた小石を敷いた舗装のことです。
砕石舗装は、一般的に「個人運営の月極駐車場」に採用される舗装です。 次の流れで行われます。 ❶整地作業 ❷砕石舗装 ❸トラロープでの区画分け作業 ❹車止めブロックの設置作業 ❺自立型ブロック看板の設置 砕石とは、河川の流れでできた自然石ではありません。 天然の岩石を人工的に小さく砕き、土木・建築用資材にした小石のことです。 砕石を敷いた駐車場を「砕石駐車場」といいます。 砕石はサイズによって粒度調整砕石・クラッシャーランに分かれます。 一般的に駐車場にはクラッシャーランが使われます。 クラッシャーランは、音が鳴るので防犯対策に良いからです。 クラッシャーランは、大きさがバラバラで、石同士が噛み合って固定される特徴があります。 そのため駐車場舗装には、大変向いている舗装材です。 一般的に砕石舗装は、1㎡当たり2,000〜7,000円ほどかかります。 ただし、重機代・作業員代・現地調査費・諸経費がかかるので、できるだけ広い土地であるほど安く舗装でき、狭い土地であるほど高くつきます。 |
➁整地作業とは? | 整地作業とは、地面を平ら(フラット)にする作業のことです。
整地作業は、砕石舗装の前に行う作業です。 整地作業がされる理由は、整地がされていない土地はデコボコ、穴ボコ、起伏があり、そのままでは駐輪場としては使えないからです。 そのため機械を使って平らにならす必要があります。 一般的に粗整地は1㎡当たり300〜600円〜ほどかかります。 ただし、重機代・作業員代・現地調査費・諸経費がかかるので、できるだけ広い土地であるほど安く舗装でき、狭い土地であるほど高くつきます。 |
➂トラロープでの区画分け作業とは? | トラロープでの区画分け作業とは、砕石舗装後の路面にトラロープで区分けを入れる作業のことです。
トラロープで区分けを入れる理由は、車の駐車位置を目視できるようにするためです。 トラロープとは、黄色と黒の2色のナイロンロープのことです。 トラロープの設置作業は、1mあたり40円ほどでできます。 |
④車止めブロックの設置作業とは? | 車止めブロックの設置作業とは、車のタイヤの停止位置を認識してもらうためのブロックを設置する作業のことです。
車止めブロックの設置作業は、トラロープでの区画分け作業の後に行われます。 車止めブロックを設置する理由は、駐車をする時に壁・車・フェンス・植栽などに接触事故を起こさないためです。 車止めブロックは、2個で約7,000円以上からあります。 |
⑤自立型ブロック看板の設置作業とは? | 自立型ブロック看板の設置作業とは、駐車の対象者やナンバーが表示された看板を取り付けたブロックを設置する作業のことです。
自立型ブロック看板には、会社名・ナンバー・お客様専用・駐車禁止などさまざま看板があります。 自立型ブロック看板を設置する理由は、利用者が一目見て、駐車場所の意味を理解できるようにするためです。 価格は1セットあたり6,820円 (税込)ほどかかります。 ただし、手作りすると安く作ることができます。 |
まとめ
今回は 駐車場経営での初期費用とは・特徴・整地作業・砕石舗装・価格 についてご紹介しました。
今回のポイントをまとめると次の通りです。
①駐車場経営での初期費用とは、駐車場経営を最低限行うための設備の投資費用のこと
➁自営での駐車場経営の初期費用は数百万円以上かかる
〇駐車場経営にかかる初期費用・砕石舗装についてのまとめ
①砕石舗装とは、天然の岩石を人工的に小さく砕いた小石を敷いた舗装のこと
➁整地作業とは、地面を平ら(フラット)にする作業のこと
➂トラロープでの区画分け作業とは、砕石舗装後の路面にトラロープで区分けを入れる作業のこと
④車止めブロックの設置作業とは、車のタイヤの停止位置を認識してもらうためのブロックを設置する作業のこと
⑤自立型ブロック看板の設置作業とは、駐車の対象者やナンバーが表示された看板を取り付けたブロックを設置する作業のこと
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