自動販売機の設置に向いている土地・向いていない土地
皆さんのご自宅の近くにもある自動販売機。自動販売機は日本に約500万台設置されていると言われています。
その中でも売れている自動販売機、売れていない自動販売機があります。地域や人口によっても売り上げは違いますが、設置する場所によっても大きく売り上げは変わってきます。
今回は自動販売機を設置する上で、向いている場所・向いていない場所について詳しく説明いたします。
自動販売機の設置に向いている場所
自販機設置が向いている土地をご紹介します。それぞれなるほどとなる特徴があると思いますのでお読みください。
通勤や通学で多くの人が通る
地域に通勤や通学などで人通りが多い道路が必ずあると思います。このような道路に面している土地は自動販売機の設置に向いていると言えます。
近くに中学・高校・大学・専門学校などがある
中学校や高校、大学・専門学校などの近くである場合、若者の流動人口が多い場所ですので自動販売機の設置に向いていると言えます。若年層の自動販売利用は多く、需要が高いと考えられます。
近くにスーパーやコンビニなどの小売店がない
近くにスーパーやコンビニがない場合、多くの売り上げが見込めます。喉が渇いた際に飲料を購入する一番近い場所が自動販売機となる可能性が高いためです。
公園や行楽施設などの集客の多い施設に近い
人が多く集まる場所の近郊はやはり自動販売機の売り上げが多く見込めます。実際に皆さまも行楽地や公園などに行った際に自動販売機で飲料を購入する機会が多いのではないでしょうか?
商店街や繁華街に近い
こちらも人通りの多い場所の近くであるため、自動販売機の設置に向いている場所です。商店街などでは飲料を販売していないこともあるため、買い物帰りのついで買いなども期待できます。
マンション・アパートなど集合住宅に近い ・ 会社などが多いオフィス街い
マンションやアパートに近い場所は、近隣住民から喉が渇いた際に飲料が買える一番近い場所になり得るため、多くの売り上げが見込めます。また、オフィス街は休憩の際に自動販売機を利用する会社員が多い傾向があるため、自動販売機の設置に向いています。
自動販売機の設置に向いていない場所
以下の条件に当てはまる土地は自動販売機の設置に向いていない場所と言えます。
ファミリー層が住んでいる住宅街
戸建住宅が多い住宅街には家族で住んでいる方々が多いため、家での飲料はスーパーやネット、宅配のウォーターサーバーなどで購入していると考えられます。
上記からあまり自動販売機での飲料の購入は考えにくいです。一人暮らしの多いマンションやアパートの近郊であれば、学生や独身者が購入する可能性はあるかもしれません。
大通りや幹線道路など交通量の多い場所
車の交通量が多い大通りや幹線道路は車での人通りは多いですが、自動車を停まってわざわざ自動販売機で飲料を購入する可能性はあまり考えられません。よって、大通りや幹線道路沿いは自動販売機の不向きと考えます。
コンビニやスーパーなどの近辺
コンビニやスーパーの近辺はやはりお店で飲料を購入する人が多いため、たとえ自動販売機の売れやすい場所の条件を満たしていたとしても売れにくい可能性が高いです。
狭小地での土地有効活用