資材置き場 貸しビジネスとは?特徴・空き地を貸して有効活用!
資材置き場 貸しビジネスとはどんなものでしょうか?
空き地を持っていても、収益化できていないことも結構多いです。
一般的な空き地の活用法としてはマンション・アパート投資などです。
ただし、これらは継続した集客ができないと大きな損失になります。
それに対しほぼリスクなしでできるのが「資材置き場 貸しビジネス」です。
では、資材置き場 貸しビジネスとは一体どんなものでしょうか。
今回は資材置き場 貸しビジネスとは・特徴・空き地を貸して有効活用についてわかりやすくご紹介します。
①資材置き場 貸しビジネスとは?
資材置き場 貸しビジネスとは、資材を置くための土地を業者に貸すビジネスのことです。
資材とは、木材・石材・砂利・コンクリート製品・施工道具・運搬器具などのことです。
➁資材置き場 貸しビジネスの特徴とは?
資材置き場 貸しビジネスには、次の11の特徴があります。
❶一般的に資材置き場の借り主は、建築会社や土木会社などが借りる
❷資材置き場 貸しビジネスは、法的な制限が少なく、開始するハードルが低い土地活用法
❸資材置き場貸しをするにはある程度広い土地がいる
❹地面は更地のままで、舗装されていなくても良い
❺最低トラックやユニック車が入れる道路とつながっている必要がある
❻必要経費は初期費用が要らず、管理の手間もかからない
❼資材置き場での契約であれば、いつでも始められて、いつでも止められる
❽駐車場よりも始める難易度が低い
❾雑種地・放棄地・遊休地・空き地などが資材置き場に向いている
❿一般的に資材置き場貸しビジネスは大きくは稼げない
⓫資材置き場の需要は多い
➂資材置き場 貸しビジネスのメリットとは?
資材置き場 貸しビジネスには、次の3つのメリットがあります。
❶荒地でも始められる
1つ目のメリットは「荒地でも始められる」ことです。
一般的に土地を貸す時には、整地してから貸します。
ところが資材置き場 貸しビジネスであれば、荒地のままで貸してもOKです。
理由は、借り主には建設業者が多く自社で整地をするからです。
なので、荒地でもそのまま始めることができます。
❷1度借りられると、長期契約してもらえる
2つ目のメリットは「1度借りられると、長期契約してもらえる」ことです。
一般的に資材置き場として借りてくれるのは建設会社や土木会社などです。
建設会社や土木会社は常に資材を置く場所が必要なので長期で借りてくれます。
倒産でもしない限り途中で契約解除されることはほとんどありません。
なので1度借りられると長期契約してもらえます。
❸形の悪い土地でも借り手がいる
3つ目のメリットは「形の悪い土地でも借り手がいる」ことです。
一般的に、形が悪い土地には借り手はいません。
ところが資材置き場に限っては形は全く関係がありません。
形の悪い土地でも問題なく借りてくれます。
④資材置き場の賃料の相場とは?
資材置き場としての賃料の相場はいくらでしょうか?
資材置き場の賃料は、土地の固定資産税額の2〜8倍くらいまでがめやすです。
土地オーナーに値決めの権利があるので、自由に決めることができます。
⑤年間所得20万円以下なら非課税
資材置き場 貸しビジネスは、非課税にすることが可能です。
資材置き場貸しビジネスをした時、年間不動産所得が20万円以上になると所得税の課税対象になります。
不動産所得とは、土地を貸した時の賃料のことです。
ところが年間不動産所得が20万円以下なら非課税になります。
この場合、年間不動産所得の算出式は「不動産所得-必要経費(固定資産税・減価償却費など)」で算出できます。
まとめると、必要経費を支払ったあとの不動産所得が20万円以下になれば非課税になります。
⑥資材置き場を貸す時の注意点とは?
資材置き場を貸す時の注意点とは「資材置き場」の用途のみで貸すことです。
賃貸契約をする時に、あいまいな契約をすると土地が返ってこなくなることもあります。
もし資材置き場として借主に貸した時、借主が資材置き場にプレハブ倉庫や物置小屋を建てると「地上権」が発生します。
地上権が発生すると約30年は返してもらうことができなくなります。
契約する時はあいまいにせず、土地に建物を建てることは不可の条項を忘れずにいれておきましょう。
そうすることで、最初に契約した期日に土地を返してもらうことができます。
まとめ
今回は資材置き場 貸しビジネスとは・特徴・空き地を貸して有効活用についてご紹介しました。
今回のポイントをまとめると次の通りです。
①資材置き場 貸しビジネスとは、資材を置くための土地を業者に貸すビジネスのこと
➁資材置き場 貸しビジネスの特徴は、法的な制限が少なく、開始するハードルが低い土地活用法であること
➂資材置き場 貸しビジネスのメリットは、形の悪い土地でも借り手がいること
④資材置き場の賃料は、土地の固定資産税額の2〜8倍くらいまでがめやす
⑤資材置き場 貸しビジネスは、必要経費を支払ったあとの不動産所得が20万円以下になれば非課税になる
⑥資材置き場を貸す時の注意点とは「資材置き場」としての用途のみで貸すこと
狭小地での土地有効活用