EV充電スタンド設備投資とは?普通充電・急速充電スタンドの違い!
EV充電スタンド設備投資とはどんなものでしょうか?
次世代のクルマとして、電気自動車に期待が高まっています。
そんな中、電気自動車のエネルギー充填所になるのが「EV充電スタンド」です。
では、EV充電スタンドとは一体どんなものでしょうか。
今回は EV充電スタンド設備投資とは・普通充電・急速充電スタンドの違い についてわかりやすくご紹介します。
〇EV充電スタンド設備投資とは何か?
EV充電スタンド設備投資とは一体どんなものでしょうか?
こちらではEV充電スタンド設備投資について詳しくご紹介します。
〇EV充電スタンド設備投資についてのまとめ
項目 | 説明 |
①EV充電スタンドの定義とは? | EV充電スタンドとは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)に充電することができる充電所のことです。 |
➁EV充電スタンド設備投資とは? | EV充電スタンド設備投資とは、EV充電スタンド設備を造るための投資のことです。 |
➂EV充電スタンドの特徴とは? | EV充電スタンドには次の5つの特徴があります。
❶EV充電スタンドは「充電ステーション」「充電スポット」「チャージングステーション」とも呼ばれている ❷EV充電スタンドには「普通充電スタンド」と「急速充電スタンド」の2種類がある ❸EV充電スタンドは「民間」または「公的事業者」の2つのタイプのスタンドがある ❹一般的に公道に面した、利便性の良い場所に造られている ❺EV充電スタンドは、無料・会員制無料・施設利用者無料、有料・会員制有料・施設利用者有料など、さまざまな利用形態がある |
④EV充電スタンド設備投資のメリットとは? | EV充電スタンド設備投資には、次の8つのメリットがあります。
❶電気自動車1台分からできる ❷コインパーキング・月極駐車場にセットで設置できる ❸休眠地を活用できる ❹設置の難易度が低い充電器を設置することで、簡単に始められる ❺電気自動車の普及に合わせて、利用者が増えることが予想される ❻土地を事業者に賃貸して始めることもできる ❼事業スキームが完成しているので、事業スキーム通りにやれば、だれでも簡単に采井できる ❽自宅の空地に設置して、利用できる |
⑤EV充電スタンド設備投資のデメリットとは? | EV充電スタンド設備投資には、次の5つのデメリットがあります。
❶初期費用がかかる ❷掃除・保守点検・入金の確認・メンテナンスなどの手間がかかる ❸利用者同士のトラブルに巻き込まれることがある ❹施設駐車場やコインパーキングなどで、充電を必要としない車に駐車されて、充電をできない車が発生することがある(売上の機会損失) ❺新規でEV充電スタンドを建てる時、立地上の制限がかかる場合がある |
〇普通充電スタンドとは何か?
普通充電スタンドとは一体どんなものでしょうか?
こちらでは普通充電スタンドについて詳しくご紹介します。
〇普通充電スタンドのまとめ
項目 | 説明 |
①普通充電スタンドとは? | 普通充電スタンドとは。最大出力3kwの充電スタンドのことです。
最大出力3kwとは、自動車に1時間に充電できる電気容量のことです。 |
➁普通充電スタンドのコンセントとは? | 普通充電スタンドのコンセントには「単相AC100V」または「単相AC200V」の2つのコンセントがあります。 |
➂普通充電スタンドの充電時間の目安とは? | 普通充電スタンドの充電時間の目安は以下の通りです。
❶100V:航続距離160㎞:約14時間 ❷200V:航続距離160㎞:約7時間 普通充電スタンドは充電時間はゆっくりで、主にプライベートに向く充電です。 |
④普通充電スタンドの設置の難易度とは? | 普通充電スタンドの設置の難易度は低めです。
比較的安価で、設置が可能です。 狭いスペースでも設置可能なので、狭小地でも車が停めるスペースがあればできます。 |
⑤普通充電スタンド設置の相場とは? | 普通充電スタンド設置の相場は以下の通りです。
❶本体費用:20万円~ ❷工事費用:30万円~ 300万円程度 ❸維持管理費用:数万~十数万円程度(通信・保守・コールセンター契約費用など ❹その他の経費:月々の電気代など |
〇急速充電スタンドとは何か?
急速充電スタンドとは一体どんなものでしょうか?
こちらでは急速充電スタンドについて詳しくご紹介します。
〇急速充電スタンドのまとめ
項目 | 説明 |
①急速充電スタンドとは? | 急速充電スタンドとは、最大出力50kwの充電スタンドのことです。
最大出力50kwとは、自動車が1時間に充電できる電気容量のことです。 |
➁急速充電スタンドのコンセントとは? | 急速充電スタンドのコンセントには「三相AC200V」のコンセントがあります。 |
➂急速充電スタンドの充電時間の目安とは? | 急速充電スタンドの充電時間の目安は以下の通りです。
❶200V:航続距離160㎞:約30分 急速充電スタンドは高出力なので、短時間に充電できます。 |
④急速充電スタンドの設置の難易度とは? | 急速充電スタンドの設置の難易度は高めです。
急速充電器は普通充電器と比較すると大型になることから価格が高くなります。 また契約電力も大きくなります。 設置スペースが必要なので、比較的広い土地が必要です。 広めの遊休地などがおすすめです。 |
⑤急速充電スタンド設置の相場とは? | 急速充電スタンド設置の相場は以下の通りです。
❶本体費用:200万円~ ❷工事費用:250万円~ 1000万円程度 ❸維持管理費用:30~40万円程度(通信・保守・コールセンター契約費用など ❹その他の経費:月々の電気代など |
まとめ
今回は EV充電スタンド設備投資とは・普通充電・急速充電スタンドの違いについてご紹介しました。
今回のポイントをまとめると次の通りです。
①EV充電スタンドとは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)に充電することができる充電所のこと
➁EV充電スタンド設備投資とは、EV充電スタンド設備を造るための投資のこと
➂EV充電スタンドは「充電ステーション」「充電スポット」「チャージングステーション」とも呼ばれている
④EV充電スタンドには、電気自動車1台分からできるメリットがある
⑤EV充電スタンドには、初期費用がかかるデメリットがある
狭小地での土地有効活用