狭小地はどこに売ればよいのでしょうか？

狭小地は、土地の中でも売りにくい物件です。

そのため、オーナーは大変苦戦することになります。

では、狭小地はどこなら売れるのでしょうか。

今回は 狭小地の売り先とは・隣家・不動産会社・狭小地専門買取り会社 についてわかりやすくご紹介します。

〇狭小地とは？

狭小地とは一体どんなものでしょうか？

狭小地とは、狭い土地のことです。

一般的には20坪以下の土地のことをいいます。

〇狭小地の売り先とは？

狭小地は一体どこに売ればよいのでしょうか？

こちらでは狭小地の5つの売り先についてご紹介します。

①隣家に売る

1つ目が「隣家に売る」ことです。

隣家こそが、ベストな売り先です。

理由は、隣家が買うと最もメリットがあり、しかも隣同士であることから、話が早いからです。

隣家の最大のメリットは、土地を買うと地続きになることです。

元の敷地と狭小地がつながり、大きく広がります。

あらゆる面で利便性が高くなり、使い勝手が良い敷地になります。

特に狭小地単体では制限がかかり、建物が建てられないエリアであればなおさらです。

隣家に買取ってもらったことで、建築条件を満たし、建物を建てることができます。

また、狭小地のオーナーも、土地が売れたことで、お互いにウィンウィンの関係になることができます。

さらに隣同士での土地の取引になることから、不動産会社に支払うはずだった仲介手数料を払う必要がなくなります。

結果、お互いが満足いく取引をすることができます。

狭小地を売る時は、よそに聞く前に隣家に問い合わせてみましょう。

➁近所の人に売る

2つ目が「近所の人に売る」ことです。

近所の人に売ることもおすすめです。

近所であれば、駐車場にできたり、物置をおくことができるので、大変利便性がよくなることから喜ばれます。

また、不動産会社を挟まず、直接取引ができることから仲介手数料を払う必要がありません。

➂狭小地専門買取り会社に売る

3つ目が「狭小地専門買取り会社に売る」ことです。

狭小地専門買取り会社であれば、狭小地や不整地買取りの専門業者であることからどんな狭小地でも買ってくれます。

一般的な不動産屋が買わない物件でも買ってくれることから大変心強い存在です。

彼らには狭小地に関する売り先や売り方のノウハウを多数持っています。

どんな小さな狭小地でも買ってくれ、おまけに安くはなく、オーナーが納得できる価格を提示してくれます。

特に敷地面積4〜10坪位までを専門に扱っているところがあるので、小さな狭小地でも安心です。

④訳あり不動産買取り専門サイトに売る

4つ目が「訳あり不動産買取り専門サイトに売る」ことです。

訳あり不動産買取り専門サイトとは、訳あり物件専門の不動産買取りサイトのことです。

対象の物件は事故物件・再建築不可物件・老朽化物件・相続物件・ゴミ屋敷物件・廃屋物件・路地奥物件・長屋物件・連棟物件などです。

狭小地よりもはるかに条件が悪い物件を扱っています。

そのため狭小地でも買取ってくれます。

⑤不動産会社に仲介してもらい売却する

5つ目が「不動産会社に仲介してもらい売却する」ことです。

一般的にはほとんどの不動産会社は、狭小地を好みません。

その理由は、狭小地は売ることが難しいからです。

なので簡単には引き受けてはくれません。

ただし、すぐに売るのではなく、長期でもよければ不動産会社でも扱ってくれます。

また不動産会社に仲介を依頼する時には、一点張りではなく、できるだけ多くの不動産会社に依頼しておきましょう。

そうすることで、売れる確率が高まります。

〇個人での狭小地の売り方とは？

個人で狭小地を売る場合どうやって売ればよいのでしょうか？

次の3つの売り方をおすすめします。

①狭小地に売る気がある看板を建てる

1つ目が「狭小地に売る気がある看板を建てる」ことです。

狭小地を売る時に最も大事なことは、売る気があることを多くの人に知ってもらうことです。

オーナーに売る気があっても、だれも知らなかったら、当然売れません。

最も手っ取り早い方法が、狭小地に看板を建て、売る気があることを多くの人たちに知ってもらうことです。

狭小地を本気で欲しいと思っている人であれば、何度も通るうちに、買いたくなってオーナーに問い合わせてきます。

➁いろんな人に声をかける

2つ目が「いろんな人に声をかける」ことです。

狭小地を売る気があることを、いろんな人に声をかけることで、認知度が広がっていきます。

すぐには効果がなくても、何かのきっかけで知ってくれ、つながることがあります。

できるだけいろんな層に向けて声をかけてみましょう。

必ず、どこからか問い合わせがくることでしょう。

➂普段から土地を買っている人に声をかける

3つ目が「普段から土地を買っている人に声をかける」ことです。

実は土地を買っているのは、本職の不動産会社ばかりではありません。

一般の人や企業でも、直接個人から土地を買っています。

例えば、土建屋などです。

彼らは資材置き場・一時置き場・倉庫が必要であることから、あらゆる場所に土地を買っています。

また正方形のきれいな土地ではなく、狭小地や不整地などの形が悪く安い土地が欲しいので、声をかけると意外にすぐに買ってくれます。

〇売れない時には狭小地ビジネス

狭小地はあらゆる手段を尽くしても売れないことがあります。

その場合は、狭小地ビジネスがおすすめです。

ユニットコンテナであれば、狭小地・旗竿地・路地状敷地などでも有効活用することができます。

まとめ

今回は 狭小地の売り先とは・隣家・不動産会社・狭小地専門買取り会社 についてご紹介しました。

今回のポイントをまとめると次の通りです。

〇狭小地とは、20坪以下の土地のこと

〇狭小地の5つの売り先

①隣家に売る

➁近所の人に売る

➂狭小地専門買取り会社に売る

④訳あり不動産買取り専門サイトに売る

⑤不動産会社に仲介してもらい売却する

〇個人での狭小地の3つの売り方

①狭小地に売る気がある看板を建てる

➁いろんな人に声をかける

➂普段から土地を買っている人に声をかける

〇売れない時には狭小地ビジネス