設置する販売機、周辺の人通りによっては思わぬ副収入が！

もし自宅の空き地や、所有していても何も建物のない空き地に「自動販売機」「コインロッカー」「カプセルトイ」「証明写真機」などの販売機を設置すると、一体、どんな風にお金がもらえるのでしょうか？ そもそも、どれくらいの売上がもらえるのでしょう？
面積の小さな土地、形の歪な変形土地の、土地活用をサポートしてきた当サイト「1坪活用ナビ」で、実際にあった過去のケースから販売機の売上構造を解説いたします。

最も王道。ジュースやコーヒー等の飲料自動販売機

街中でも見かける自動販売機の場合、まずその自動販売機を設置・管理する販売会社と契約を結びます。
この販売会社からは、自社の自動販売機を設置してもらう土地（スペース）を貸してもらうかわりに、自動販売機の売上に応じた手数料が支払われるのが一般的です。販売会社からは売上の本数が分かる明細書が届きます。
また特に人通りが多かったり、多くの販売売上が見込める土地の場合、設置時に協賛金などの一時金が支払われるケースもあります。立地によっては売上本数と関係なく、一定の賃料で借り上げる場合もあるようです。

思わぬ長期利用も？コインロッカー

コインロッカーの場合は、歩合のように稼働時間に応じた手数料がもらえます。
駅前や観光地などではニーズが高まりますが、自動販売機とは違い、協賛金のような設置時の支払いはないことがほとんどです。
数時間～半日ほどの一時的な使用がほとんどですが、自分の物置のように使う長期利用者が現れることも多々あります。

就職関連の施設の近所で重宝される証明写真機

就職関連施設や、免許更新などで必要となる証明写真機の場合、設置した場所に、賃料として固定の代金が支払われます。
単独での賃料はそれほど高くないため、他の販売機や施設自体の設備として、複合的に置かれるケースが多いようです。

トランクルーム・レンタルコンテナ

コインロッカーよりもさらに長期的に物置として使用されるトランクルーム・レンタルコンテナの場合、こちらも定置借地として、定められた賃料が支払われます。
一般的に100坪～200坪のロードサイドの土地が適正とされており、繁華街ではない土地の場合、有効な活用方法の一つとなります。

移動販売車へのスペース貸し

お弁当屋さん、焼き鳥、たこ焼き、ケバブなどの移動販売車に土地を貸し出す場合、1日単位もしくは月単位での賃料が得られます。
立地が良い土地の場合は、いくつかの移動販売を展開する専門業者が長期的に借り上げることもあるようです。

時間貸しのコインパーキング駐車場

コインパーキング駐車場の場合、土地をコインパーキング専門会社に貸し出すことがほとんどです。駐車場の稼働とは無関係に、毎月決まった賃料を得ることができます。また、駐車場利用者に向けて自動販売機を設置するなど、複合的な活用も可能になるため、駐車場に向く土地は、他の活用方法も可能か検討するとよいでしょう。

その他にも、宅配ボックス、カプセルトイの販売機、カーシェアリングなど、小さな面積の土地でも、活用の方法は様々です。それぞれの方法によって、売上構造や契約形態が変わるため、もし興味のある活用方法があれば、当サイト「1坪活用ナビ」にぜひご相談ください。