土地所有者の方必見!狭小地での土地活用を徹底解説!
「土地はあるけど狭いから価値がない」と諦めて放置している人はいませんか?放置しているだけでは税金を払い続けるだけで、マイナスが増えていく一方です。
狭い土地は、狭いなりの土地活用の方法があります。この記事では、狭小地のメリット・デメリットから注意点や土地活用を決めるためのポイントまで詳しく解説します。
ぜひ最後まで読んで、所有している土地を見直し土地活用をはじめるきっかけに活用してください。
狭小地の土地活用のメリット
土地は、広いから価値があるというわけではありません。土地の特徴を活かした活用方法を選択することによって、大きく価値が変わるからです。
土地活用においては、広さより立地の方が大切です。駅近や繁華街の近くといった好立地な場所にある土地なら、充分に活用することができます。
また、狭い土地を活用する際には設備投資を抑えられるというメリットもあります。はじめて土地活用を行う場合には、整地をするところからのスタートになります。
広い土地を整えるとなると、それだけでかなりの費用が必要ですが、狭い土地ならそれほど出費がないでしょう。
また、固定資産税が安いことも狭小地の良いところです。広いから価値があるというわけではないと前述しましたが、土地の評価額は広い土地の方が高い傾向にあります。ですから、狭い土地は評価が低く税額も安いということになるのです。土地活用をすることで、固定資産税の支払い分の利益を出すのも容易です。
このように、狭小地だからこその利点も複数あることを理解しておきましょう。
狭小地の土地活用のデメリット
土地が狭い分、土地活用の方法が限定されてしまうのが1つめのデメリットです。検討している土地活用も、土地の面積が足りずに実現することができないかもしれません。
さらに、狭い土地を整備する際には工賃がかかってしまうことがよくあります。大きな機材を入れることが難しく、軽トラックなどで何度も運ぶ必要があるからです。
建物を建てる際にも建蔽率や容積率の問題で、大幅に制限されてしまうこともマイナス面です。狭さをカバーするために、地下室を作ったりするなどコストがかかってしまうこともあります。
売却する際には、売れにくいというのもマイナスポイントといえるでしょう。住宅ローンを組みにくいというデメリットもあります。
狭小地は、さまざまな活用ができる一方で、考え方によってはデメリットもあるのです。
狭小地でも可能な土地活用の事例
自動販売機
自動販売機の運用方法は、フルオペレーションとセミオペレーションの2種類です。
フルオペレーションとは、専門業者に土地を貸すことで運営をすべてまかせる方法で、商品の補充や清掃などを自分で行う運営方法がセミオペレーションです。
セミオペレーションは、販売する商品の仕入れも自己負担なので、初期費用が大きい分利益も大きいので、自動販売機の運営に慣れていて多くの収入を得たい人に向いている運営方法になります。
自動販売機による土地活用は、他の土地活用と同時に行うことができるのも魅力です。
駐車場
駐車場経営には、個人経営と管理委託方式、一括借り上げという3つの運営方法があります。
個人経営は、整備から集客まですべて自分で行う運営方法、管理委託方式は、駐車場を用意するところまで自分で行って管理だけを専門業者に委託する運営方法、一括借り上げ方式は土地を貸して整備からすべて専門業者にまかせる方法です。
ライフスタイルや収入の希望を考慮して、どの運営方法が自分に向いているか検討してみましょう。
野立て看板
代理店への手数料なども考えると高額な収入は見込めませんが、契約をした広告主は頻繁に解約することが少ないので、安定した収入を得ることができます。
道路に面していたり交通量の多い場所だったりする土地に向いています。
レンタサイクル
経営開始時に許可の申請は必要なく、自転車さえあれば即運営をスタートすることができます。
ただし、レンタサイクルが必要とされる立地は観光地や都市部などに限られています。需要が見込める立地の場合のみ、検討の余地があるでしょう。
コインロッカー
コインロッカーの運営は、リース方式とフランチャイズ方式の2種類です。リース方式は専門業者に土地を貸し出して運営を行ってもらう運営方法で、フランチャイズ方式は、契約金の他コインロッカーの設置費用をすべて負担して運営をはじめる方法です。駅の近くや繁華街、観光スポットの近くの土地に向いています。
狭小地の土地活用における注意点
所得税5~45%、住民税10%が、土地活用によって得た利益から引かれるという点が、見落としがちな注意点の1つめです。損失があった場合は、逆に還付の対象になることもあるので、節税対策をして損することがないようにしましょう。
確定申告の時期を忘れてしまうと、延滞税などを課されてしまうので気をつけてください。
また、土地活用が遅れるほど、固定資産税を払い続けなければいけないことも大切です。固定資産税は、土地の価格の約7割程度にあたる固定資産税評価額に1.4%をかけた額を納税する必要があります。ですから、早めに土地活用をはじめる方がお得なのです。
無駄な出費を払い続けることがないよう、少しでお早めに土地活用を決めるようにしましょう。
狭い土地の活用法を決めるポイント
土地活用の方法は、ポイントを抑えて決めることが大切です。適切ではない活用の仕方をすると、損してしまうことがあるからです。
まず、所有している土地に法律的な規制がないかを事前に確認してから決めることが1つめのポイントです。例えば、工業専用の地域にある土地は、居住するための建物を建てられないといったような規制です。
所有する土地の自治体ホームページなどで調べることができるので、土地活用の方法を決める際には必ず確認するようにしてください。
また、どれくらいの利益が得られるかを事前に把握しておくこともポイントです。ランニングコストの有無や税金対策になるかといったことも含めて、利益を正確に計算してから活用方法を決めるようにしましょう。
所有している土地の立地をよくリサーチして、年齢別の人口、世帯数、競合の有無などについて確認することも大切なポイントです。調べた上で、最も需要の高い土地活用を選ぶようにしてください。
そして、最も大切なポイントが経験豊富なプロのアドバイスを参考にすることです。特に、初めての土地活用では適切な方法を見極めるのが難しいものです。自分なりによく検討してから、実績のある土地活用のプロに相談するようにしましょう。
当店では、狭い土地の活用に多数の実績があり、お客さまの所有する土地にふさわしい活用方法をご提案することが可能です。土地活用に迷ったら、ぜひお気軽にご相談ください。
狭小地での土地有効活用