発表!土地活用に必要な土地の狭さランキング!
所有している土地が狭かったりいびつだったりする場合、活用の仕方がわからないという人も多いでしょう。成功する土地活用は、立地が良く広い土地が必要なことが多いからです。
しかしながら、狭小地でも地形が悪くても有効に土地活用ができる方法は複数あります。
この記事では、土地活用に必要な土地の狭さに着目してランキング形式で紹介していきます。ぜひ最後まで読んで、狭小地の活用方法選びの参考にしてください。
8位:駐車場
自動車の駐車スペースとしては、幅2.5m×長さ5m程度が必要です。加えて通路ように5m、切り替えしに必要なスペースを5m確保すると、例えば5台駐車できるコインパーキングの場合は560㎡ほどの面積が必要です。
駐車場経営には、個人経営と管理委託方式、一括借り上げという3つの運営方法があります。個人経営は、整備から集客まですべて自分で行う運営の仕方です。
管理委託方式は、駐車場を用意するところまで自分で行って管理だけを専門業者に委託する運営方法です。この場合、毎月管理料を支払うことになります。
一括借り上げ方式はサブリースとも呼ばれ、土地を貸して整備からすべて専門業者にまかせる方法です。この場合は、毎月一定の賃料が専門業者から支払われます。
どの運営方法が自分に向いているか、検討してみてください。
7位:トランクルーム
屋外のトランクルームは約100㎡以上の敷地が必要になります。1個あたりのトランクは、屋外型で0.5帖(105×80×110cm)からあります。
トランクルームの管理方法は、4つあります。1つは個人経営で、必要な機材を専門業者から購入してすべて自分で運営をする方法です。
集客から契約、管理まで自分で行う必要があるので知識が不可欠な運営方法といえます。収入面ではすべて自分のものになるので、最も多い利益を得られるのがメリットです。
2つめはフランチャイズによる管理形態です。トランクルームの運営会社と契約して管理全般を委託するので、初めてでも運営が可能です。管理費は会社によって異なるので、比較検討しましょう。
3つめは、初期費用を負担するかわりにトランクルームの運営会社が毎月一括で借り上げをしてくれるリースバックです。賃料というかたちで毎月収入を得ることができるのがメリットです。
4つめは、土地を貸すだけであとは全てトランクルームの運営会社にまかせる定期借地型です。売り上げに関係なく、毎月一定の土地代が支払われます。
自分に合った管理形態を選んで、納得できる経営を心がけてください。また、手軽にはじめることができるトランクルームですが、破損やいたずらによる落書き、不法投棄などトラブルに巻き込まれることがあります。
こうしたリスクが心配な人は、最初から専門業者に委託するのが有効でしょう。
6位:太陽光発電
目安として、メーカーによって前後しますが5KWの太陽光発電システムを導入する場合には約25~30㎡のスペースが必要です。設置費用は概算で150万円程度になります。
電気の買い取り価格は前後するため一概に言えませんが、概算として10年かからず初期投資が回収できるくらいの利益は得られる計算です。
設置をする際は、安心できる販売業者を選ぶことが必要です。実績のある業者であれば先の見通しを考えたプランニングの提案を依頼することもできるので、初めての人でも問題なく運営できるからです。
また、自治体によっては補助金制度を受けられることがあるので、調べてみましょう。
場所によっては設置できないことがあります。海に面している場所や豪雪地帯など、環境を配慮することも大切です。周囲に影になる建物がない田舎の土地など、集客は見込めなものの太陽光発電には向いている土地もあるので、適正を考えて選択するようにしてください。
5位:バイク駐車場
大型バイクは、幅1.2~1.3m×長さ2.6m、中型バイクは1~1.1m×長さ2.6mのスペースが必要です。これに、通路を2m、取り回しのスペースなどを考慮すると、例えば10台の大型バイク用の駐車場にする場合は約15㎡程度の土地が必要です。
屋外でバイク駐車場を経営する場合、自動車用の駐車場のデッドスペースを利用する方法もあります。車をもう1台置くには狭いけど、バイクなら置くことができるということもよくあります。
無駄のない駐車場経営の参考にしてみてください。屋外のバイク駐車場は、野ざらしで置く他、コンテナや個別収納にすることも可能です。
バイク好きで大切に乗りたい人は、多少費用がかかっても屋根付きに収納したいという希望があるためニーズは見込めます。周辺の状況をリサーチしてみて、ニーズがありそうであれば検討してみましょう。
注意したいのは、盗難トラブルの対策をしっかり行うことです。バイクは自動車より盗難しやすく、愛好者には高額で売れるため狙われやすいからです。
防犯カメラや照明を設置するなどの防犯対策を徹底することで、利用者との信頼関係が構築できます。
4位:レンタサイクル
レンタサイクルは1台あたりに必要な面積は60㎠と言われており、比較的少ない面積でも運営することが可能です。10台設置するのであれば、6㎡で運営できる計算になります。
レンタサイクルの経営をはじめる際には、許可の申請は必要なく開業届のみで問題ありません。自転車さえあれば、即運営をスタートすることができます。
ただし、レンタサイクルが必要とされる立地は限られています。観光地や都市部など、自転車での移動が便利だけど自分の自転車を使うのは無理な場所でのみ需要が見込めるでしょう。
それほど大きなスペースが必要なく、初期投資もそれほどかからないため、気軽にはじめられる事業ではありますが、周辺の立地をよくリサーチすることが重要です。
3位:コインロッカー
1個あたりのコインロッカーの標準サイズは幅34cm×奥行き57cm×高さ20~40cmになりますhttps://www.jreast.co.jp/estation/stations/img/pdf/info_coinlocker.pdf(JR東日本「コインロッカーの寸法等のご案内」より)。1個だけ設置するコインロッカーは少ないので、仮に5個×5段=25個設置したら、幅1.7m×奥行き57cm(96.9㎠)の面積が必要です。
コインロッカーの運営は、リース方式とフランチャイズ方式があります。リース方式は専門業者に土地を貸し出して運営を行ってもらう運営方法で、初期費用はかかりません。収入は、売り上げの一部をバックしてもらうことで得ることができます。
フランチャイズ方式は、契約金の他コインロッカーの設置費用を負担して運営をはじめる方法です。主に土地を所有していない人が選択する運営の仕方になります。
主に、駅の近くや繁華街、観光スポットの近くなどに土地を所有している人は検討の余地があるでしょう。
2位:自動販売機
標準サイズの自動販売機であれば、幅1.1m×奥行き70cm(77㎠)程度のスペースで活用が可能です。
自動販売機の運用方法は、大きく分けてフルオペレーションとセミオペレーションの2種類があります。
フルオペレーションとは、専門業者に土地を貸すことで運営をすべてまかせる方法です。電気料金は土地所有者が負担することになりますが、管理業務全般を業者まかせにできるので初心者におすすめの運営方法です。
一方で、商品の補充や清掃などを自分で行う運営方法がセミオペレーションです。この場合、自動販売機を購入またはレンタルして設置するところからのスタートになります。
販売する商品の仕入れも自己負担なので、初期費用が大きいことも理解しておく必要があります。その分、得られる収益はすべて自分のものになるので、ビジネスとして高い収入を得たい人に向いている運営方法といえるでしょう。
自動販売機による土地活用は、駐車場やコインロッカーなど他の土地活用と同時に行うことができる点もメリットです。購入者が見込める場所であれば、合わせて検討してみましょう。
ただし、収入は多くないので、サイドビジネスやお小遣い稼ぎ程度の気軽な土地活用として考えることが大切です。
1位:野立て看板
最も狭い土地で土地活用できるのは、野立て看板です。最低限、1m×50cm(50㎠)のスペースがあれば設置できます。自分で看板の広告主を見つけるのは難しいので、代理店に依頼するのをおすすめします。
代理店への手数料なども考えると高額な収入は見込めませんが、契約をした広告主は頻繁に解約することが少ないので、安定した収入を得ることができるでしょう。
所有している土地が、道路に面していたり交通量の多い場所だったりする場合は検討してみてください。
以上のように、狭小地でもできる土地活用はいろいろあります。狭くて立地も悪いからと諦めず、この記事を参考にして所有している土地でも可能な土地活用を検討してみてください。
自分ではどんな土地活用が向いているかわからず悩んでいる人は、ぜひ当店にご相談ください。経験豊富な専門スタッフが、丁寧にアドバイスをします。
狭小地での土地有効活用