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人気の自動販売機メーカーを詳しく解説! メーカー選びに役立つ!専業オペレーター・飲料メーカーの特徴を紹介!

人気の自動販売機メーカーを詳しく解説! メーカー選びに役立つ!専業オペレーター・飲料メーカーの特徴を紹介!

「自動販売機を設置したいけど、どこのメーカーに依頼すればいいの?」

「自動販売機にはどんなメーカーがあるの?」

自動販売機の設置をする際には、どこに連絡をすればいいのか悩むところです。

自動販売機のメーカーを選びでは、特徴や強みを理解してから選ぶことをおすすめします。

所有している土地に合った自動販売機を選ぶためです。

この記事では、代表的な専業オペレーターと飲料メーカーを取り上げて、それぞれの会社について紹介していきます。ぜひ最後まで読んで、自動販売機のメーカー選びに役立ててください。

専業オペレーターと飲料メーカーの違い

自動販売機を設置する際には、2パターンから選択する必要があります。

1つは専業オペレーターに依頼する方法です。専業オペレーターは、特定の飲料メーカーではなく複数のメーカーの商品を取り扱うことができます。オリジナリティの高い自動販売機を設置することも可能です。

売り上げデータなどを元に、人気商品を揃えて販売することもできます。また、卸売業者でもあるので、大量購入や在庫の買い取りにより、飲料メーカーから格安で仕入れることができるのも専業オペレーターのメリットです。ですから、100円均一の自動販売機を運営することも可能です。

もう1つのパターンは、大手飲料メーカーの自動販売機です。大抵は、大手飲料メーカーの子会社に連絡します。1つのメーカーの商品のみが並んでおり、デザインなども統一されているのが特徴です。

認知度が高い点がメリットで、安定した売り上げが見込めますが、設置をする際の基準が厳しいというデメリットもあります。

以上が、専業オペレーターと飲料メーカーの違いです。所有している土地のニーズを分析して、どちらの方が向いているか検討してみましょう。

では、次からの項目で専業オペレーターと飲料メーカーの代表的な会社を紹介していきます。

知らなきゃまずい!大手飲料メーカー10選

まず、CMでもおなじみの大手飲料メーカーについて詳しく紹介していきます。メーカー名は知っていても、どのような会社なのかよく知らない人も多いのではないでしょうか?

この項目を読んで、各社のコンセプトや主力商品、展開エリア、強みなどについて確認していきましょう。

 

コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社

1960年に創立し、2018年より現在のコカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社に商号が変更されました。自動販売機のオペレーション事業は、グループ会社のコカ・コーラ ボトラーズジャパンベンディング株式会社、株式会社カディアックが手がけています。

キャッチコピーは「Paint it RED 未来を塗り替えろ」です。展開エリアは全国で、さまざまな機能を持った自動販売機を用意しているのが強みの1つといえます。

例えば、夜間に集中冷却をして日中は待機電力のみで稼働する「ピークシフト自動販売機」です。最大16時間は冷却に使う電力がゼロになるため、消費電力の削減につながります。また、nanacoやWAONなど複数の電子マネーで決済できる「マルチマネー対応自動販売機」や災害時のライフラインにもなる「災害支援型 自動販売機」などもあります。サポートが充実しているのも魅力です。

スタンプカードアプリ「Coke ON」は、1本購入で1つスタンプが溜まる他、歩いた距離でスタンプが貯められるCoke ONウォークも継続的に展開しています。

商品は、コカ・コーラをはじめ、缶コーヒーのジョージアなどを中心とした幅広いラインナップが揃っています。

 

アサヒ飲料株式会社

1972年創立で、自動販売機事業を展開するグループ会社にはアサヒ飲料販売株式会社などがあります。主力商品には、三ツ矢サイダーや十六茶、カルピスなど幅広い種類があります。

自動販売機には、周辺を無料Wi-Fiスポットにする機能を搭載したモデルを展開したり、商品情報を英語で提供する対話型自販機を設置したりといった、最新機能を備えたものが注目されています。

スタンプカードアプリ「TenTen」の運営もはじめていて、スタンプを15個貯めるとドリンクと交換できます。対応マークがついた自動販売機で利用でき、2021年10月現在は初回ダウンロードで200円以下のドリンクが1本無料というキャンペーンも実施中です。

 

サントリービバレッジサービス株式会社

1998年、サントリーフーズの出資によってペプシコ・インク日本支社を設立し、2013年にはペプシ販社6社を合併して現在のサントリービバレッジサービス株式会社に変更しました。

自動販売機事業は、今後専業オペレーターへの販売事業をサントリーフーズにまとめ、メーカー直販をサントリービバレッジソリューションに統合しています。今後は、「AIコラミング」を導入して無線による在庫確認や管理を行っていく予定です。

主力商品には、缶コーヒーの「BOSS」や「サントリー烏龍茶」、「伊右衛門」など、長く愛されている人気商品が並びます。展開エリアは全国で、強みは各商品にブランド力があり根強いファンがいることです。

 

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社

2013年に株式会社ポッカコーポレーションとサッポロ飲料株式会社が統合し、現在の体制での事業を開始しました。自動販売機事業は、2014年に傘下の自販機オペレーター会社5社が統合して誕生した株式会社PSビバレッジが行っています。

自動販売機は、もうすぐ売れそうな商品だけを冷やしたり加熱したりできる「局部冷却・加温システム」を取り入れて、消費電力を減らす機能を採用しています。主力商品は、「ポッカコーヒー」や「キレートレモン」などがあります。

強みは、統合した2社の人気商品が1台で楽しめるところです。女性に嬉しいヘルシーな商品が多いのも魅力といえます。

 

 

キリンビバレッジ株式会社

1963年創立で、自動販売機事業は全国の系列会社が行っています。主力商品は、「生茶」や「午後の紅茶」などがあり、「Tropicana」や「世界のKitchenから」シリーズなど女性を中心に人気の商品も揃っています。

強みは全国各地に拠点があることによって、地域ごとの嗜好を把握した商品展開ができることです。また、自動販売機にLINEをかざすとポイントが貯まる「Tappiness(タピネス)」を展開中で、購入は現金の他電子マネーやLINE Payなどで可能です。

 

 

ダイドードリンコ株式会社

創業は1975年で、自動販売機のオペレーションは、ダイドービバレッジサービスと共栄会が行っています。

自動販売機には、顔認証決済サービスを実現した「KAO-NE」があります。利用者は、事前にスマートフォンなどで顔画像やクレジット情報などを登録しておくことで決済が可能になるという仕組みです。マスクをしていても認証可能で、順次台数が増えていくことが期待できます。

また、時間帯や季節ごと、歳時などに対応したメッセージを話す独自の機能もあります。方言や外国語バージョンもあり、近くの学校の校歌や交通安全などオリジナルのフレーズをしゃべる設定にすることもできて、話題性を狙えます。

主力商品は、缶コーヒーの「ダイドーブレンド」で缶コーヒー全体の売り上げの2割を占めています。さらに、同社内の売り上げの半分は「ダイドーブレンド」です。

強みとしては、同社の売り上げの大半を自動販売機が占めていることから、サポート体制が充実している点が挙げられます。

 

 

株式会社伊藤園

1966年創業で、自動販売機事業は株式会社グリーンバリューやネオス株式会社が行っています。設置の際は、品ぞろえから販売促進、管理まで「売れる自動販売機」を目指した販売戦略を提案してもらえます。

主力商品は「おーいお茶」で、健康的なドリンクを集めた「ウェルネス自販機」などの用意もあります。タリーズやエビアンなどの会社がグループ会社となっているため、商品ラインナップに幅があるのも嬉しい特徴です。

また、茶がらを配合した自動販売機や動画のプロモーションができる自動販売機など、ユニークな機械が揃っているのが同社の特徴です。強みは、お茶=健康的なブランドイメージがあることといえます。

 

 

株式会社チェリオコーポレーション

創業は古く1961年で、自動販売機は東海、関西、沖縄に事業所を置いている系列会社が管理運営を行っています。主力商品は炭酸飲料の「チェリオ」です。

設置は東海、関西、沖縄本島のみの展開になります。

 

UCC上島珈琲

1951年創業の老舗のコーヒー会社です。自動販売機は、缶、カップそれぞれコーヒーを中心とした豊富なラインナップが特徴です。

主力商品は、UCCブラックなど好みに合わせて選べる缶コーヒーです。

 

 

株式会社明治

1917年創業で、乳製品を中心にお菓子やアイス、栄養食品など幅広い商品を製造している会社です。同社では、人気商品が手軽に買える自動販売機の展開も行っています。

紙パック飲料やR1、アンパンマン自販機など、明治の乳飲料が並んだオリジナリティ豊かな自動販売機が特徴です。

 

知っておきたい!専業オペレーター10選

続いて、専業オペレーターの会社を10社紹介します。全国には多数の専業オペレーターの会社がありますが、その中の10社を選んで紹介しています。

それぞれの会社について、理解を深めましょう。

 

 

株式会社アペックス

創業は1963年で、東京と愛知県に本社があります。取り扱いメーカーは、アサヒ飲料、サントリーフーズ、UCC上島珈琲、ポッカサッポロフード&ビバレッジ、キリンビバレッジ、大塚製薬、JTなどです。

独自のサービスとしては、カップドリンクの自動販売機がメインで、コーヒーや紅茶の他、ソフトドリンク全般に取り扱っています。設置から販売管理、メンテナンス、カップの回収やリサイクルまでトータルでおかかせできるのが特徴です。

高齢化に対応するため、世界で初めてとろみを付けた飲み物の自動販売機の展開をはじめているのは強みの1つです。

 

 

ジャパンビバレッジ

2010年創業で、東京を拠点に全国に支社を置く専業オペレーター会社の大手企業です。1998年に日本たばこ産業株式会社の資本提携し、2015年にはサントリー食品インターナショナルグループの一員になっています。

取り扱いメーカーは多岐に渡り、メーカーとの共同開発のオリジナル商品もあります。自動販売機設置に関するノウハウが豊富で、商品ラインアップの提案もしてもらえます。

缶やペットボトルの他、カップや紙パック、食品までさまざまな種類を取り扱っているのも特徴です。

 

 

株式会社 ユカ

1973年創業で、自動販売機設置に関する業務を主に行っている会社です。販売エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫になります。

主な取扱メーカーは、アサヒ飲料、サントリーフーズ、キリンビバレッジ、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社などです。

設置の際は、独自のアプリによる自動販売機設置シミュレーターを使い、設置のイメージ3DCGで確認できるサービスもあります。また、売り上げや在庫をスマートフォンで確認できる最新システムにも対応しています。

防犯カメラを搭載した自動販売機といった新しい試みも展開しています。

取り扱いメーカーは、アサヒ飲料、大塚ウエルネスベンディング、サントリービバレッジソリューション、ダイドードリンコ、ポッカサッポロフードビバレッジ、キリンビバレッジです。好みを反映したオリジナル自動販売機の設置も可能です。

 

 

アシード株式会社

1977年創業で、本社は広島県福山市にあります。飲料の他、カップのコーヒーやスナック、乳飲料など幅広いラインナップの自動販売機を扱っています。

コーヒーやお茶などのソフトドリンクを自社で開発した商品も充実しています。取り扱いメーカーは、サントリー、アサヒ、大塚、ポッカサッポロフードビバレッジ、明治、キリンなどです。販売エリアは全国です。

 

 

株式会社八洋

創業は1977年で、首都圏を中心に23事業所があります。販売エリアは首都圏のみなので、地域に密着したきめ細かいフォローが強みです。

取り扱いは、サントリー、アサヒ、キリン、ポッカサッポロフード&ビバレッジ、明治、UCCなどです。

 

 

日東商会

1987年創業の会社で、アサヒ、コカ・コーラ、ポッカサッポロフード&ビバレッジが取り扱いメーカーです。販売エリアは東京23区内に限定しています。

アフターフォローが充実していて、「景観になじむようにしたい」「看板の役目を果たしてもらいたい」「空いたスペースを活かしたい」など細かい要望にも適切な提案をしてもらえるのが嬉しいポイントです。

 

 

ユニオンサービス

1978年創業で、拠点は横浜です。サントリー、ダイドードリンコ、コカ・コーラ、アサヒ、明治が取り扱いメーカーです。

おすすめや季節商品、新商品の提案から、入れ替え商品、冷温切り替え時期、キャンペーン実施の時期まで提案してもらえます。管理・運営からメンテナンスまで、フルサポートが特徴です。

 

 

ネオス株式会社

創業は1985年で、提携飲料メーカーの№1ブランドの商品を取り揃えた自動販売機を取り扱っているのが特徴です。取り扱いメーカーは、伊藤園、大塚、サントリー、アサヒ、キリン、ポッカサッポロフード&ビバレッジ、UCCなどです。

ピークシフトやピークカット、LED照明など、環境に優しい自動販売機も特徴の1つといえます。

 

 

ケイアイ株式会社

1959年創業の老舗です。

輸送や倉庫、消防設備保守点検サービス、保険代理サービスに加え、自動販売機メンテナンス事業も行っています。

 

 

株式会社ナムコ

1972年創業で、食品自動販売機のオペレーションに特化している会社です。はじまりは、ハンバーガーの自動販売機になります。東京、埼玉、千葉、神奈川、群馬が販売エリアです。

冷蔵保冷機能が進化したことから、昨今ではおにぎりやサンドウィッチなど300種類以上の商品アイテムを扱っています。

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