狭小地で出来る様々な土地活用ー自動販売機
狭く活用が難しいと思うような狭小地の土地でも、何か活用できないと考えている方も多いと思います。
1坪活用ナビでは幅・奥行1mの土地から土地活用のご提案が可能です。
今回はその中で自動販売機の土地活用に関してご紹介いたします。ご活用にお悩みの狭小地や土地の中で余っているスペースを活用したいとお考えの方に一度お読みいただきたいです。
土地活用で自動販売機を設置する上での基礎知識
皆さんも街中で「自動販売機」を目にする機会は多いのではないでしょうか?目にする回数が多いということは、需要があり土地活用においても簡単に始めやすいものと言えます。
「自動販売機」の土地活用としては自分の土地に自動販売機を設置して、上がった売り上げから収益を得るという土地活用方法になります。
自動販売機を設置するスペースだけで運用開始できる、という点から大きな土地でなくても可能な「始めやすい土地活用」であるのが最大の特徴です。
しかし「どうやって設置すれば良いのか?」「毎月どれくらいの利益が出るか?」等の、土地活用としての詳細が不明な方は多いと思います。
自動販売機での土地活用をする際、設置にあたって2種類の方法があります。
- 土地だけ貸す方法
- ご自身で自動販売機を設置する方法
「土地だけ貸す方法」のメリット・デメリット
仕組みを簡単に説明すると「自動販売機を設置する土地をメーカーに貸して、売り上げの一部をもらう方法」です。
この場合、自動販売機の電気代はご自身で負担することになります。
管理に関しては飲料メーカー側が缶の詰め替えや各種メンテナンス、自動販売機周りの清掃など全て行うため、管理がいらないという点が最大の特徴です。
収益に関しては、自動販売機の売り上げから全体の10〜15%ほどが手元に入ります。
一般的に自動販売機の売り上げとして1か月で200~300本の売り上げが多いです。
そのため「土地だけ貸す方法」では毎月3000円~5000円程度が自分の収益になると考えられます。
「土地だけ貸す方法」のメリットは、飲料の補充からごみ箱や自動販売機付近の清掃まで管理をメーカー側で全て行ってくれる点です。
管理を行わない「不労所得」としてご自身で何もしなくてもお金が入ってくる簡単な土地活用と言えます。
また、意外に知られていない自動販売機のメリットとしては明るさで防犯性を高めるという点があります。
夜道は暗くなりがちな住宅街などではそこに自動販売機があることで街灯に変わる明かりになり、防犯面で大いに役立ちます。
「土地だけ貸す方法」のデメリットとして考えられるのは、電気代を負担しなければならない点です。
1か月あたりの自動販売機の電気代は、自動販売機1台当たり2000円~4000円が一般的です。
また手に入る収益が他の土地活用に比べて少ないという点も踏まえておきたいです。
ですが、狭小地や土地の中で余っているスペースを活用したい場合には、ノーリスクで気軽に始めやすく活用しやすい方法です。
「ご自身で自動販売機を買い取る方法」のメリット・デメリット
「ご自身で自動販売機を買い取る方法」はその名の通り、自動販売機をご自身で購入し、飲み物の仕入れや補充、メンテナンス、ごみ箱や自動販売機周辺の清掃まで管理をご自身ですべて行う方法です。
販売価格から飲料のラインナップまでご自身ですべて決められるのが最大の特徴となります。
「自動販売機を買い取る方法」のメリットは、売り上げのすべてが収益となる点から「収益の多さ」と言えます。
販売価格をご自身で決定できるため、自動販売機が少ない地域に高めの金額で販売することができれば、多くの収益が見込めます。
デメリットとなる点は、自動販売機をご自身で購入する費用が事前にかかってくることです。
自動販売機の価格は70万円以上が一般的で、安いタイプでも50万円以上です。 初期の負担は避けられません。
また、ゴミ処理やメンテナンスをご自身で行う必要がある点も負担になります。
ごみ処理や清掃は定期的に行う必要があり、メンテナンスとしてある程度の電子機器の知識が必要になる可能性もあります。
商品のラインナップをご自身で決定するのも、場合によってはリスクと言えます。
ご自身の商売感覚が必要となり、ラインナップを間違った場合売り上げが上がらないことも考えられます。
自動販売機を設置する上での注意点
自動販売機を設置する上でもちろん注意しておきたいポイントもあります。
自動販売機を設置する場合、近隣住民のクレームは前もって覚悟しておかなければなりません。
自動販売機はどうしてもゴミが散乱しやすく、管理を怠ってしまうと地域の環境を乱してしまう場合もあります。
それぞれの自動販売機の置き方に関して、メリットとデメリットを踏まえ、ご自身に合った設置方法をご検討ください。また、等サイトでは自動販売機の設置に関して、両方の設置パターンでトータルしてアドバイスをさせて頂いております。
自動販売機の設置をご検討の方は、是非お気軽にご相談ください。
狭小地での土地有効活用