自動販売機ビジネスとは?定義・特徴・メリット・デメリット!
自動販売機ビジネスに興味がありますか?
多くのビジネスの中でも、土地があれば簡単に参入できるのが「自動販売機ビジネス」です。
では、自動販売機ビジネスとは一体どんなものなのでしょうか。
今回は 自動販売機ビジネスとは・定義・特徴・メリット・デメリット についてわかりやすくご紹介します。
〇自動販売機ビジネスとは何か?
自動販売機ビジネスとは一体どんなものでしょうか?
こちらでは自動販売機ビジネスについて詳しくご紹介します。
〇自動販売機ビジネスについてのまとめ
項目 | 説明 |
①定義 | 自動販売機ビジネスとは、自動販売機を使って収益を得るビジネスモデルのこと |
➁特徴 | ・2018年の自動販売機ビジネスの年間売上総額は約5兆円以上ある
・設置場所によっては、1台で月間300万円以上も稼ぎ出す自動販売機もある ・自動販売機は、ほぼ全国一律の価格設定をしてあることから、ユーザーからの信頼性が高い ・最新版では、自動販売機型コンビニが開発されている ・日本は人口比では、世界一の自動販売機大国である ・2020年に国内には、404万5800台の自動販売機が設置されている ・日本の自動販売機は、温かいモノ、冷たいモノが一つの自動販売機内で収納でき、他国にはない高い技術がある ・日本では自動販売機は、ほぼ日本全国に設置されている ・日本は治安が良いので、屋外でも自動販売機を設置できる ・日本では飲料の自動販売機が全体の約半分を占めている ・日本の自動販売機では飲料、食品だけでなく、あらゆる商品が売られている ・自動販売機は、他のビジネスとの相乗効果が期待できる |
➂メリット | ・自動販売機を設置すると、以後不労所得を得ることができる
・自動販売機ビジネスは男性、女性、年齢、職業などに関係なく、だれでも始められる ・自動販売機の設置に関しては、資格などの取得や申請の必要がない ・自動販売機の設置のために、大がかりな工事を行う必要がない ・自動販売機は撤退、撤去も簡単にできる ・狭くても、自動販売機1台分の土地があれば始められる ・自動販売機ビジネスは、販売本数や収益がデータ化して見れる ・自動販売機のオーナーであれば、価格を自由に設定することができる ・1度自動販売機を設置すると、1日24時間、1年365日無人で営業してくれる ・自動販売機に扱われる商品は、賞味期限が長いので、ほぼ廃棄ロスが発生しない ・自動販売機は、地震、津波などの大規模な災害時でライフラインが途絶えた時に、飲み物を無料で提供できる ・自動販売機は、飲み物を中心として、カップラーメン、お菓子、冷凍食品、雑誌、小物、タバコ、証明写真など、あらゆる商品を売ることができる ・自動販売機は暗がりでは照明となり、防犯対策になる |
④デメリット | ・自動販売機のオーナーになると、初期費用、ランニングコスト、商品の補充、ゴミの回収、代金の回収、釣銭の用意などの手間が発生する
・自動販売機の場所貸しのみだと、売上の大半を契約会社に持っていかれることがある ・自動販売機ビジネスは、人通りが少ないと、売上も比例して下がる傾向がある ・1度設置すると、1日24時間、1年365日分の電気代がかかる ・いたずらや自動販売機荒らしのリスクがある ・自動販売機周辺で、空き缶やタバコのポイ捨てが起こる可能性がある ・自動販売機周辺には、照明と商品があることから、深夜に人が集まり、騒音被害が発生することがある ・自動販売機ビジネスは、契約メーカーによって売上が異なる場合がある |
⑤自動販売機ビジネスのシステム | 自動販売機ビジネスには、主に2つのシステムがあります。
それぞれご紹介します。 ❶フルオペレーション フルオペレーションとは「場所貸し」のことです。 具体的には、土地のオーナーが、自動販売機の運営管理会社にオペレーション(業務)を委託する経営方式のことになります。 オーナーがやるのは、契約内容によりますが、場所貸しと電気代の支払いのみです。 商品の補充、空き缶の回収などは、全て自動販売機の運営管理会社が代行してくれます。 またオーナーは売り上げ本数によって、マージンを受け取ることができます。 一般的なマージンの目安は、1本あたり15〜20%程度といわれています。 ❷セミオペレーション セミオペレーションとは「自動販売機のオーナーになる」ことです。 セミオペレーションになると、土地の用意、自動販売機の購入、電力の確保、商品の補充、ゴミの回収、代金釣銭の回収と補充、防犯対策など、ほぼ全ての業務をオーナー自ら行うことになります。 一般的にセミオペレーションは、フルオペレーションよりも収益が高い構造になっています。 ただし、商品が売れないと、赤字は全てオーナーが丸かぶりになります。 |
⑥おすすめの設置場所 | 自動販売機は、設置場所が全てといわれるビジネスです。
こちらでは売上が上がりやすい場所についてご紹介します。 ❶オフィス街の中 ❷学校が近くにある場所 ❸工場エリア ❹住宅街でスーパー・コンビニが近くにない場所 ❺通勤・通学途中の止まり木のような場所 ❻スポーツクラブ・温泉など汗をかく施設のそば |
⑦自動販売機ビジネスと土地活用の相性 | 自動販売機は、非常に土地活用と相性が良いビジネスです。
狭い土地でも、自動販売機を置くことができます、 1台最低、1m×1mほどあれば置くことができます。 ぜひ、自動販売機ビジネスを始めてみることをおすすめします。 |
まとめ
今回は 自動販売機ビジネスとは・定義・特徴・メリット・デメリット についてご紹介しました。
今回のポイントをまとめると次の通りです。
①自動販売機ビジネスの定義は、自動販売機を使って収益を得るビジネスモデルのこと
➁自動販売機ビジネスの主な特徴は、2018年の自動販売機ビジネスの年間売上総額は約5兆円以上あること
➂自動販売機を設置すると、以後不労所得を得ることができるメリットがあること
④自動販売機のオーナーになると、初期費用、ランニングコスト、商品の補充、ゴミの回収、代金の回収、釣銭の用意などの手間が発生するデメリットがあること
⑤自動販売機ビジネスには、フルオペレーションとセミオペレーションの2つのシステムがあること
⑥自動販売機は、設置場所が全てといわれるビジネスであること
⑦自動販売機は、非常に土地活用と相性が良いビジネスであること
狭小地での土地有効活用