一般的な貸店舗や貸テナントとの違いは、初心者でも契約のハードルが低く、レンタルビデオを借りるような感覚で気軽にスペースを借りられることです。

ちなみにレンタルショップは、レンタルビデオ店やレンタルCD店のことではありません。

・基本的にレンタルショップは1坪サイズのからある

・大きい物件では、リーシング事業者が間に入り、物件の仲介業務、客付け、テナント付け、契約をサポートしてくれる

・有人・無人のどちらでもレンタルショップは開店できる

・一般的にレンタルショップでは飲食店は少ない

・レンタルショップに向いている商品は、アパレル全般、キャップ、ハット、カバン類、個人雑貨、フラワー、絵画、イラスト、占い、企業ブース、宣伝、ネイルアート、まつエク、１坪講座、手作りアクセサリー、ポストカード、オリジナルCD、輸入雑貨、日用品の販売など

・多くのレンタルショップが集まって、1つのモール（商店街）を形成し営業活動をする

それぞれご紹介します。

❶オーナー直接契約型

オーナー直接契約型とは、直接オーナーが借主にレンタルショップを貸し出す契約をすることです。

メリットとしては、オーナーと借主が直接顔を合わせることができるので、人柄を判断して貸すことができることです。

またレンタル期間の予測も立てやすくなります。

デメリットとしては、オーナー自ら借主を探す必要があることです。

そのため、集客が上手くいかないと、長期で空き物件が続くことになります。

また、トラブルが起こった時も、全て自分で解決しなければなりません。

❷仲介業者転貸（ちゅうかいぎょうしゃてんたい）型

仲介業者転貸型とは、オーナーと借主の間に仲介業者が入り、レンタルショップの貸し借りを仲介することです。

簡単にいうと「またがし」のことです。

ちなみに、レンタルショップの仲介業者とは、リーシング事業者のことです。

メリットは、オーナーは物件だけ用意すれば、全て仲介業者に丸投げすることができることです。

デメリットは、仲介手数料を取られることです。

・アイデア次第でどんな商売でもできる

・屋内・屋外のどちらでもレンタルショップの対象になる

・時間貸し、日貸し、月貸し、年貸しなど、あらゆる期間でレンタルショップとして貸し出すことができる

・物件のオーナーは空き物件を遊ばせないで済む

・初心者の借主でも、リスクなく借りることができる

・エリア内にレンタルショップが多いと、モール（商店街）効果が生まれ、多くのお客さんが訪れてくれる

・借主がたくさん借りてくれ、お客さんがたくさん訪れると物件の資産価値が高まる

・商売をしたいが、経験もなく、開店資金もない人でも気軽にお店を始められる

・電車で行ける場所や、駐車場がある場所でないとお客さんが来てくれない

・常ににぎやかな状態を演出しないと、お客さんが集まってくれない

・お客さんがわざわざ来てくれる理由を作る必要がある

❶Thrift Mall（スリフトモール）

❷所沢ノード

どちらも1坪ショップが集まったモールになります。

この場合、レンタルショップの近所にお客さん用のコインパーキングや自動販売機を置くことで、相乗効果で稼ぐことができます。

ぜひ、空いた土地があればもれなく活用しましょう。

・不便な立地を有利に働かせる

・できるだけ人件費をかけない

・むだなロスを減らす

・あらゆる作業を仕組化する